チャイルドコーチング®は、永年にわたる保育法の研究により、 子どもの心と能力を豊かに育むエデュケーショナルメソッドとして、1984年に、当学会により確立されました。
チャイルドコーチング®とは子ども一人一人をしっかり見つめ、子どもの心と興味と欲求に応える適切な経験や働きかけを与えることにより、子どもの成長を促し、子どもの世界を広げる保育法です。
当学会の永年にわたる保育法の研究成果としての、「チャイルドコーチング®」という概念及び名称は、新しい保育法であるがゆえに、「保育法の教授」として、2002年10月に、特許庁より正式に認められました。
チャイルドコーチング®という名称は、当学会だけが使えるものとなっています。
子どもを大切に育てるには、子どもの成長を育むステップの理解と、保育する人の堅持すべき心構えをしっかりと身に着けることが大切です。
下の図が、チャイルドコーチング®ピラミッドです。
ピラミッドは、5段のピラミッドからなりたっています。
下の2段は、保育者または、保護者の心構えです。
1段目:子どものすべてをありのままに受け入れる 個性の肯定的受容
2段目:有能性への信頼
上の3段は、子どもの成長を促すための保護者にとっての必須の行動です。
3段目:感情の共有と欲求の理解
4段目:経験の授与と働きかけ
5段目:喜びの共有
このチャイルドコーチング®ピラミッドを中心とした子どもの保育メソッドは、<子どもの心と能力を豊かに育む知的保育法>として、【チャイルドコーチング®】として、特許庁から「保育法の教授」として認められ、登録されている専門性の高い保育法です。
その指導法 - チャイルドコーチング®メソッド および 商標権は当学会に属しています。
チャイルドコーチング®ピラミッドが開発され、指導が広がるにつれ、保育の現場から、さらに具体的なわかり易い行動指針が、要望されるようになり開発されたのが、【チャイルドコーチング® 7ステップス】です。
基本精神は、全く変わらないのですが、より具体的な形で、7ステップスに分かれました。
第1ステップ: 子どものすべてを、ありのままに受け入れる
第2ステップ: こどもの伸びようとする力を信じる
第3ステップ: こどもを良く観察し、こどもの状態を理解する
第4ステップ: こどものサインを見逃さない
第5ステップ: こどものサインに適確に応える
第6ステップ: こどもの成長を待つ
第7ステップ: こどもにプラスの評価と励ましを与える
私ども学会では、チャイルドマインダーは、身の回りの世話だけをするものとは、考えていません。
こども一人ひとりに向き合い、こどもの成長を助ける重要な役割を持つものと、信じています。
当学会のチャイルドマインダーを身に付けることにより、職業としての保育法だけでなく、子どもを大切育てるための親としての大切な事柄を、身につけることができます。
特定非営利活動法人(NPO法人)
新保育学会
〒102-0071 東京都千代田区富士見2丁目10番3-1601号
TEL:03-6265-6783 FAX:03-6265-6782
E-mail office@shinhoiku.com